アルバート・ピュン監督死去『ネメシス』『サイボーグ 』『キャプテン・アメリカ』など｜シネマトゥデイ
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2022年11月28日 20時31分

　映画『ネメシス』『サイボーグ 』などのSFアクション映画で知られた、映画監督のアルバート・ピュンさんが、現地時間26日にアメリカ・ラスベガスの自宅で亡くなったとVarietyほか各メディアが報じた。69歳だった。

　死因は発表されていないが、同サイトによるとピュン監督は、数年前に多発性硬化症と認知症の診断を受けていたという。監督の妻で映画プロデューサー、脚本家のシンシア・カーナンさんは、Facebookで「彼のそばに座って、あらゆる重みから解放されるように息を引き取るのを看取りました」とピュン監督の死去を報告した。

　　アルバート・ピュン監督は1953年生まれのハワイ出身。数々のB級SF・アクション映画で知られ、サイボーグ化が一般化した世界で人間とサイボーグの争いを描く『ネメシス』シリーズはカルト的な人気を獲得。そのほかにも、マーベルヒーロー、キャプテン・アメリカの活躍を描く『キャプテン・アメリカ／帝国の野望』（1990）や、『キックボクサー２』（1991）、『ミクロコップ』（1991）、『ワイルド・ガン』（1997）、『沈黙のテロリスト』（2001）など数多くのアクション映画を監督した。

　　1989年に公開された『サイボーグ』で主演を務めたジャン＝クロード・ヴァン・ダムさんはTwitterで、ピュン監督との思い出の写真と共に「とても悲しく、落ち込んでいる。さようなら、そして安らかに。アルバート・ピュン」と投稿している。（編集部・入倉功一）

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